一つの正念場

◎平常心

 

ロシアとウクライナの間で戦争になっているという報道が流れてから、様々な情報が流れています。

 

ここ数年のことで、メディアに対して不信感を募らせている方も少なくないことでしょう。

 

実際に被害にあわれている方もいるようですが、実際になにが起きているのか、なにが本当なのか、落ち着いて判断する必要があることです。

 

フェイクニュースも多彩になり、関係ない映像を合成して信じ込ませるようなものまで出回っているようです。

 

実際に被害にあっている方もいるのでしょうが、すべて報道されている通りなのか、気を付けてみておいた方がいい場合もあります。

 

 

 

過激なことや極端なことは、冷静な判断をしづらくします。

 

パニックになってしまうと、事実とは異なることも安易に信じ込んでしまうため、悪意を持って誘導されてしまうと、いいように利用されてしまうこともあります。

 

ここで、神さまがこう言ってますよ、ああ言ってますよ、なんて書くと、自分で判断することなくそれを鵜呑みにして信じ込んでしまえば、自分を生きることからそれてしまいます。

 

誰が言っているかではなく、何を言っているか、を思い出してください。

 

その言っていることも、自分のためになるように活かせるか、考えること、そしてそれが活かせると思うなら、行動にうつすことです。

 

そして、その行動の結果を反省し、よりよくしていくこと。

 

その繰り返しが進化の道筋であり、よりよく生きることです。

 

自分で判断して生きていく、自分を生きることがこれから大事なことなのですよ、とこれまで伝えてきました。

 

決めつけたり、思いこんだり、鵜呑みにして信じ込むばかりでなく、まずは視野を広げてそれぞれの立場も踏まえて情報を見ていくこと。

 

一つ一つ確認しながら判断していくこと、わからないことはわからない、と自覚して判断を保留すること、そういうことを丁寧にやっていくと、少しずつ落ち着いていきます。

 

 

 

 

◎一つの正念場

約二年、パニックから始まった混乱は、その後の対応もちぐはぐなまま、私たちの生活を大きくかき回してきました。

 

以前も書きましたが、一つのことだけならまだしも、そこに二つ三つとトラブルが重なれば、状況は複雑になります。

 

そして、解決はより一層困難になり、長引きます。

 

負荷がますます増していく、と言われていた状況がいままさに現在進行形で起きているのですから、考えなしに翻弄されて進んだところで、ろくなことにはなりません。

 

ここは一つの正念場です。

 

 

 

さきほど、キエフに設置されているLIVE映像というものを見ましたが、報道されている状況とは異なる印象を抱きます。

 

前回書いた息子の夢の話も踏まえて考えていたのですが、私たちはこれまで何度も同じようなことを繰り返してきたのかもしれません。

 

これはあくまで個人的な妄想ですが、今起きていることやこれからの展開について、おおまかな流れを象徴的に夢で見たのだとしたら、この先、世界のどこかで核が使われる可能性もあるのかもしれない。

 

しかし、運命は変えられる、可能性であるうちはまだ可変でもある。

 

結果が出てからでは遅すぎますが、結果が出る前ならなんとかなるかもしれません。

 

誰かの都合を優先するために、パニックになって自分を見失った人たちがそれにつき従ってしまうようなことは、自分たちの運命をあまりに粗末に扱ってしまうことにならないでしょうか。

 

なにか特別なことをしましょう、ということを言いたいわけではなく、パニックで翻弄されて右往左往するのではなく、情報を冷静に判断して、今目の前のことに集中できるようにしていきましょう、というお話です。

 

 

 

 

◎利害が一致するところで動いている

 

北京オリンピックが終わるまでは、ロシアは攻め込まないのではないか、という噂がありました。

 

蓋を開けてみれば、実際にその通りになっています。(その頃おなじように噂されていたのは、台湾の話です。)

 

そこから考えていけば、ロシアだけの都合で動いていない可能性があることは分かると思います。

 

アメリカの大統領選挙の時期、何が起きているのかわからなくなるくらい、陰謀論や選挙の不正の話、他国の干渉、スキャンダルなど、根拠がはっきりしないものも含めてたくさんの話題があちこちで流れていました。

 

その時に感じたのは、ある国の世界各国に対しての影響力の大きさです。

 

その国については、いろんな話題から経済的にも圧倒的な雰囲気が感じられ、選挙の結果まで含めてみると、もし私が感じた通りであるならちょっと唖然としてしまいます。

 

そういう国が、他の国々に根回ししていることも考えられます。

 

 

 

 

 

◎自分を見失わないで、やるべきことに目を向ける

自分たちの都合だけを最優先している人たちによって混乱に乗じて事を成されるのは、私たちにとっては不都合なことが一方的に行われる機会になるだけでしょう。

 

基本的になにか特別なことをする必要はないと思っていますが、パニックにならないよう気を付けていただくことは、この先の展開にも影響してくることです。

 

まずは自分の方向性、そして今の状況も踏まえて、自分の目の前にあること、手が届く範囲のこと、やるべきこと、そういったことを臨機応変に判断しながら自分のためになることに集中して取り組めるようにしていくといいでしょう。

 

これから、状況の変化の大きさ、展開の早さなどに翻弄される機会も増えていきます。

 

今までのやり方では通じない、そうなってから慌てても遅いのですから、今できることの中で精一杯やりながら、臨機応変さの中で新たな可能性を見出すことも忘れないようにしてください。

 

そうして過ごす日々の生活の中で、これまで書いてきたように、インスピレーションの重要性を知るようになっていくと思います。

 

 

 

 

◎余談

ここには書いていないような気がするのでメモとして。

 

少し前にあったトンガの噴火ですが、噴火か爆弾かはどうでもよく、その衝撃波が地球上を何往復かしたことの影響がひとつ聞かされています。

 

それは、いままで抑えられていた地盤の動きや休火山などのストッパーが刺激された、というものでした。

 

徐々に解放される方向に動き出すと言われていましたが、阿蘇山や御嶽山の火山活動が活発化しつつある話を聞いて、それを思い出しました。

 

また、太陽の黒点から巨大なフレアが地球の反対側に放出されていましたが、あれもめぐりめぐって私たちに影響を及ぼすようです。

 

ただ、関連付けてわかるようなものではないため、すべては繋がっているのでどこかで影響はあるかもね、くらいの認識です。