落ち着かない状況の中で

◎備えることと取り組み方

ネットを見ていると、来週にかけて地震に気を付けた方がいいという注意喚起、中国の大企業が倒産の危機、台風14号が日本上陸予測、といった話が目に入ってきました。

 

なにかあれば大きな出来事になりかねないようなことは常々ありますが、実際にそうなることばかりではありません。

 

ただ、改めて人から言われたり聞いたりすると、焦ってしまうこともあります。

 

焦ってなかりいても仕方がないので、自分が納得できるところまで考えたり調べれば、そのことに振り回されることは減っていきます。

 

目の前の大事なことに集中して取り組むためにも、日々の生活の中で気になることが、時間に余裕があるときにやるといいでしょう。

 

切羽詰まったときにやることではないので、そこは自分で考えてください。

 

焦って気が散ってやったことは、薄い結果として返ってきます。

 

集中して取り組むから、集中して取り組んだなりの結果が返ってきます。

 

集中して取り組めるなりのこととして、気が散るようなことは減らしておくといいのではないでしょうか。

 

どう減らすかは人それぞれですが、一度納得するところまでやれば興味がなくなることもあります。

 

我慢していないでやってしまった方がいいこともあります。

 

自分にとってこちらの方がもっと大事なことと思えれば、我慢にもならず集中できることもあります。

 

何が起きたとしても、できることは自分の手が届くところです。

 

できないことばかり考えていてもなにも変わらないどころか、不安が増すばかり。

 

いまできることがあるのですから、まずはそれらの中で自分にとって優先順位が高いものから取り組むことをしてください。

 

それを日々繰り返していくことでエゴの特性を活かして習慣化できれば、徐々に生きやすい生き方ができるようになっていきます。

 

 

 

 

◎メッセージ

役割を求めたり

 

自分の立ち位置を教えてもらったり

 

自分を知ろうとすることはわるいことではない

 

 

 

しかし

 

それは自分で決めれば済むことなのだから

 

人をあてにしたり

 

神にすがるばかりでなく

 

自らの足でどう立てるか

 

自らの手で何をつかめるのか

 

その目で

 

その耳で

 

その口で

 

その肌で

 

自分として生きるためにどうしたらいいのか

 

それを考えられるようにしていくことだね

 

 

 

だれかに決められたものではなく

 

自分で決めたことをやるから自分の人生になる

 

 

 

薬一つとっても

 

だれかをあてにして自分で考えようとしないから

 

よくわかりもしない人間の話を鵜呑みにするし

 

だれかの都合のいいように振り回されてしまう

 

 

 

まず自分で考えること

 

やって失敗すればまたわかることもある

 

好きに生きていいんだよ

 

 

 

でもね

 

その好きに生きた結果まで考えないで

 

エゴの視野で見える範囲のことだけで考えるから

 

後で後悔することになる

 

 

 

あなたには見えないものごともある

 

その事を知りなさい

 

 

 

いまここにないことはわからないと思っていい

 

いまここにあるものでさえわからないのだから

 

 

 

エゴの視野では気づけないことやわからないこともあるのは当たり前のこと

 

その当たり前を当たり前と気づかず

 

物事を断定して自らの運命を安易に預けるのが

 

エゴ主体で生きている人間がよくやることだね

 

 

 

わからないことや見えないことも踏まえて

 

結果をおそれず受け入れいていく決断できた時

 

自分を信じる強さが一つ身についていくよ

 

 

 

いまエゴがつよく頑なになる人がどんどん増えている

 

その結果がどうなるのか

 

これから目の当たりにすることの中で気づく者もいるだろう

 

 

 

生きづらい世の中ではあるけれど

 

そこで少しでも生きやすくできるのは

 

あなた次第

 

 

 

 

 

◎余談

冒頭にも書きましたが、地震や台風、経済の混乱など、これから起きるかもしれないことがあります。

 

それらは起きた時にできることをするだけです。

 

それよりも気になっているのが、社会全体で攻撃的な雰囲気が高まってきている感じがしていることです。

 

歪んだエゴが活気づいていると言ってしまえばそれまでですが、二極化が進むことで、対立関係にある他者に対する否定がつよまったり、暴力的、せつな的、突発的、という言葉が思い浮かんできそうな社会の風潮がいっそう高まっていきそうです。

 

行動もそうですが、まずは日々の言葉に気を付けてください。

 

例えば、その正論と思えることを力説することが、自分にとってどれほど意味があるのか。

 

相手の話を否定せずに静かに聞くこともできる中で、自分でもよく理解できていない主張を強く押し付けることでどうなるか、考えなしにやっていることがあってそのことに気づけた人は、一度よく考えてみてください。

 

例えば、ワクチンのことで相反するもの同士が論破しようとしたりマウントをとろうとしがちですが、言い負かしたり説得する以上に、まずはなによりも身近で大事なその人と仲良くしたいのであれば、言葉を考えて使わないと、関係が悪くなるかもしれないのはわかることでしょう。

 

自分がなにをどうしたいのか、人との関係性でいえばどうありたいのか方向性をよく自覚したうえで話をすることです。

 

自分の運命を自分が作っていることを、気づいたところから自覚するようにしていってください。

 

日々の軋轢や生きづらくするあれこれが、この先巡り巡ってまた返ってきます。

 

思い込みや無意識に任せてやったことは、自分が意識して望む生き方とは異なる結果をもたらします。

 

それらと意識して望むこととのずれを修正しながら生きていくことで、私たちは自らの幸せを手にしていけるのです。