◎思っていることなど
数日前から感じていたことですが、東京を中心に、薄暗い黒紫色の霧に包まれているようでした。
今日になってその霧が覆う範囲が小さくなってきていますが、反面、密度が濃くなっています。
コロナへの不安が、都心を中心に人々の心に漂っていることを表しているようにも見えます。
今後の展開をいろいろな人が予測していると思いますが、生きやすくなる展開が待っているとは思えない話ばかりではないでしょうか。
しかし、人によって、生きづらい中で気づくこともあります。
成長のきっかけになることもありますので、目の前にあることをよく見つめ、自分の幸せのためにどう活かせる考えることを意識してください。
カルマといえば簡単ですが、考え方が幼かったり、理解できていないことをわかったつもりで誤解していたり、楽して優位に生きたい思いだったり、自らに起因するなるべくしてなった生きづらさです。
もし今生きづらさを感じていれば、それが返ってきての今です。
どこかでそれらに向き合わざるを得ない、それらを解決しないことには前に進めない、そういう状況です。
自分のことを地道に解決しながら自らの運命をよりよいものにしていく、そういう生き方を自覚できると、結果が出始めた時に自らの運命の好転を感じるはずです。
今のこの社会のありさまをみると、私達はどれほどのカルマをこれまで積み重ねてきたのでしょうか。
いま目にしている形を成しているものは一端に過ぎない、そんなことをずいぶん前に何度か言われていたので、この程度で終わるとは思えません。
まだこれからも続くのでしょう。
時代が変わって楽になる、という考え方にすがるのはお勧めしません。
それはいつかそうなるかもしれませんが、それは10年後かもしれませんし、100万年後かもしれません。
それよりは、負荷はずっと続くけれど、自分がそれに耐えられるだけの力をつけ成長したから気にならなくなる、これを目指すことが大事だと思っています。
一つでも成長できる事柄があれば、できたその時から変わります。
また、神さまをあてにするのもいいのですが、それはどの神さまでもなく、自らの神性です。
自らの運命を作る力を信じられるよう、日々取り組むのです。
前回書いた地球とつながるエネルギーを感じたとしても、それは今までやってきたことが全体と調和しやすくなっていることを表しているだけで、この先もやることやらないで変わることはありません。
それに、ただ繋がっているというだけなら、何の保証にもなりません。
あのエネルギーに関してはどちらかというと、相互に働く中で地球に注がれている方が強いようにも思えます。
よくわからないことに期待するよりは、結果が出せることに集中した方がより確実です。
これからもやるべきことをやり続けられる、自分の幸せのために生きられる、時に休みながらでもかまいません、行動に移し続けられる人が、全託した生き方になっていきます。
現状維持を望んでいるのは誰でしょうか。
アセンションと騒ぎ立てていた人たちは、本当にアセンションを望んでいたのでしょうか。
やることやらないで待っていても何も変わるはずがなく、変化を望まない生き方がその行動に現れています。
常に変化し続けているのがこの有の世界ですが、ただ変化するだけでなく、宇宙の完成に向けて変化しようとしているのであれば、私達もよりよく変化することこそが全体と調和する生き方になるのです。
確かに、いま起きている問題としてコロナやワクチンの話はあると思います。
みなそれぞれに立場が違うので、状況も違えば考え方も異なり、感じる優先順位も違います。
私達には自由があり、自分が好きに生きていいのですから、自分が感じる優先順位の高いことに取り組めばいいだけです。
しかし、私たちは完ぺきではないので、あとで後悔するような判断をすることも多々あります。
成長するためには、時に後悔する経験をとことん味わうことが必要な人もいるでしょう。
自分にとってはいい話に思えることでも、自分以外の人たちにそれが通じるわけではありません。
人の話を聞かない人は多く、自分で気づいて聞こうとしない限り、興味のないことには耳を傾けないのが私たちエゴの傾向です。
自分にとって大事なことと思えば、自ずと興味も出てきます。
無理強いしなくても向こうから聞いてくるでしょう。
大して重要とも思わなければ、社会性だと思って愛想よく話を聞くことはあるかもしれませんが、納得して聞いているわけではありません。
老婆心で話をしても、聞く気が無ければ相手にとってはただのお節介であり、強要すれば自由を奪いかねません。
聞く気が無ければ、自分で経験して判断できるようにする他ないのではないでしょうか。
様々な経験を通して後悔が少ない判断ができるよう成長することで、私たちは生きやすくなっていきます。
輪廻という考え方がありますが、それは時間をかけて生きやすさを身につけていると言えるのかもしれません。
考え方のなかにある否定に気づいたら、より生きやすさを感じる考え方に変えていく、これを意識して行えれば、輪廻の回数もお幅に減らすことができるはずです。
しかし、その輪廻もここまででいったん区切られる可能性がある、というのがいまの状況です。
これまでは先々解消していけばよかったカルマも、今回でいったん終わらせましょう、できる限り解消しましょう、に変わっているのです。
これまで何度も生まれ変わりながら克服したり解消したり解決してきた課題ばかりではありません。
持ち越しこじらせてきた課題まである状況だと思えば、抱え込んでいる量は相当なものであり、「一回の人生でクリアできなかったカルマ」×「クリアできなかった転生した数」が今生抱えているカルマかもしれません。
人によっては、人生何回分どころか、何十回分、何百回分、何千回分あるかわかったものではありません。
今感じている生きづらさなどまだ序の口ではないでしょうか。
しかし、それだけため込んだものであっても、成長して考え方を改めていくことで問題を問題と感じなくなり、解消効率も上がっていきます。
これまでのやり方でOKなのは、これまでと同じ状況での話です。
いままでのように、エゴの自分なりで持ち越せてきた状況とは異なります。
考えなしに悠長に過ごしている人ほど、これからますます不安に苛まれていくはずです。
そうなってから慌てても、できることの選択肢は減るばかりです。
ここまでくると厳しい状況の方もいるでしょうが、それでもいまできることがあるうちに、できることを精一杯やるようにしてください。
なにをどうやるか、それを考えることも忘れないことです。
考えなしにただひたすら何かを待っている時間を、気づいてどう使うか、それによって開かれる可能性もまだあるのですから。
◎余談
中国の河南省でまた洪水が起きているようです。
断片的な情報をネットで見かけただけなので、いつからどの程度の頻度で洪水が起きているのかわかりません。
国内外問わず、水害にはいましばらく注意が必要なようです。
今後の食糧事情もいろいろと問題がでてきそうですね。
あと、身近なところで情緒不安定になる人が増えてきているかもしれません。
怒りっぽくなっていたり、我慢ができなくなっていたり、不安になりやすくなるなど。
体調管理も含め自分のことは自分でなんとかしていかないと、これからは今以上に病院にまともに行けなくなることもあるかもしれません。
ずいぶん前にも書きましたが、周りが助けてくれるのは余裕があるときの話です。
それぞれに余裕がなくなれば、人のことなどかまっていられなくなります。
日々の生活の中で、親しい人や同僚との何気ないおしゃべりでできていた気分転換ができないだけで、情緒不安定になっている人もいそうです。
そういう方は我慢するばかりではなく、どうやったらできるか、どこまでならやれるか、相談しながら考えてみてはどうでしょうか。
地道な積み重ねは良くも悪くも時間や労力など積み重ねた分だけ、後から大きく影響がでてきます。
自分がやりたいことがあるなら、安易にあきらめるのではなく、できることを考えて行動に移すようにするといいでしょう。
また、仕方ないよね、しょうがないよね、という言葉が口癖になって考えることをやめていないかチェックしてください。
自分から罠にはまりに行っている人は、自分の考え、言葉、行動、それらが自身をみずから陥れようとしていないか考えてみてください。
長引く今の状況で、だんだん呑まれてきていることに慣れて気づかなくなってきていないか、チェックするのも、修正するのも、やるのは自分です。