◎接戦の理由
大統領選挙の結果が出始めていますが、情報を流す人たちによって見込み結果が異なるため、結果を見るまでわからない展開になっているようです。
正式には決まるまではもう少しかかるようですが、これを書きながら見ていると二転三転してはいたものの、ある程度現職のトランプ大統領に定まってきたようなので、正式決定すれば一区切りですから、これから一時的に停滞していたものも動き始めることでしょう。
日本ではオリンピック中止の噂もでているようですし、下に書きましたが自然災害も含め、停滞したり先延ばしになっていたものが、徐々に動き出していきそうです。
今回のことでいろいろ話が出てきたので、余談として書いておきます。
現状維持を望むのが今の時代の多くのエゴの特徴です。
それぞれを支援している人たちの立場の違いがあるので、応援する対象も異なりますが、どちらも自分たちに都合のいい展開を期待してのことです。
選挙後に行われる経済対策やコロナへの対応によって、アメリカ社会は活気を取り戻そうとします。
現時点で生活が苦しくなったり将来への不安をつよく感じるようになった人がかなり増えてしまったため、自分たちが支援する大統領にすがって現状を変えて楽に生きたい、なんとか助かりたいと思う人たちが懸命に互いの候補を応援するので、多数の人たちの命がけの応援の結果、接戦になっているということでした。
そして、これで敗戦した側の人たちの中で、勢いが衰えていく人がでてきます。
バイデン候補に対しても、制裁のような形でトランプ大統領は追い込んでいくようです。
選挙で高まったエネルギーをいかに上手に活用できるのか、が大統領の腕の見せ所らしいのですが、今回は制御しきれなくなった対立側の人たちが、だまって衰えていくことはしないで無茶をすることもありそうなので、混とんが深まる一端として、国内情勢が荒れやすくなるといわれました。
中国は一足早くコロナの影響からの脱却をアピールしていますが、どの国も先に抜け出したことを印象付けられれば経済の主導権をこれまで以上に手にすることができるため、そこに注力しているのですが、いまのところこの二国以外は出遅れているようですし、それどころではない国がほとんどです。
しかし、その二国にしても実態として完全回復していることはなく、隠して無理しているところもあるわけですから、内部で足を引っ張られるなどしてうまく事がすすみません。
そういう中で無理して何かを推し進めようとしても、一時うまく事がはこんだとしても、後々無理がたたるのですから、そうしたことが揺さぶりとなり、その浮き沈みの激しさに翻弄され始めることで、この先手を取り合って足場が崩れてしまう人も多数でてくるということでした。
◎あの人が出ていたら
世の中が大きく変わろうとする中で、それでも多くの人々の思いは、自分が変わるのではなく、周りが、社会が変わることで自分が生きやすくなることを願っています。
アセンションだなんだと息巻いていた人でさえ、負荷をかけられたら途端にくじけそうになり、早く世の中が以前のように落ち着いてくれたら、と現状維持に手のひらを返してしまったという人も少なからずいるようです。
いざ世の中が動き始めると、それまで自身では気づいていなかった本音が出始めたり、想定していないことに戸惑ったりたじろぐ人もいるので、こうしてこれからも隠れていたものがあぶりだされていきます。
今の時期では、トランプ大統領が勝った方が神さまたちとしても都合がいい面が多いようでした。
彼を嫌う要因は人それぞれありますが、これまでの仕組みや他国との均衡を崩すイメージがあることで、エゴがそれを嫌ってバイデン候補を応援する、ということがあります。
そういう面が非常に便利といってはなんですが、世の中を揺さぶるには有効度が高いようです。
バイデン陣営の副大統領候補の女性が今回でていたら、トランプ大統領でも勝負にならなかった、と神さまからは言われました。
そうなると、神さまにとってあまり都合がいい話ではないように感じるのですが、そのことについては特にはいわれません。
しかし、今回バイデン候補の「自分が頂点に立ちたい」というエゴが優先されてしまったため、それはかなわなかったようです。
展開次第ですが、次回の選挙があるかどうかさえ分からない世界に入っていきますので、今回の大統領が一つの区切りとなっていく可能性も感じています。
今回トランプ大統領がコロナに罹って復活していますが、あれがなければ負けていた、とも言われています。
文字通り彼の命を削ってそれと引き換えに手に入れた力になるようです。
◎停滞していた自然災害
大統領選挙に人々のエネルギーが集中したこともあり、自然災害が一時的に停滞していた、といわれました。
しかし、その集中してためこまれたものも選挙後に解放されていくため、アメリカの選挙結果が落ち着いた頃から、世界各地で災害が起きやすくなるようです。
日本は総理大臣の交代もあったので、選挙の話とはまた異なる影響から、ここ数か月は比較的穏やかに過ごせていたともいわれます。
しかし、これから来年にかけて、また自然災害が徐々に活発化していくようですし、保留、先延ばし、停滞、そうなっていたことはこれから動きやすくなります。
ヨーロッパではコロナの感染拡大でロックダウンや各種制限がなされていますが、負の感情が呼び水となるのか、災いが災いをよぶ、といわれます。
いま苦しい状況にある地域ほど、なにか起きやすくなるようです。
なんとなくすっきりしない感覚が以前からあり、世の中がよくなっていくと思えるような経済活動が活発化していく一方で自然災害も頻発する、何かこういった矛盾したかのような展開がいろいろなところでこれからしばらく続く感じがしています。
なにか不都合なことがあれば、国家や地域や大きな組織はそれらをごまかしごまかししながら運営していくのですが、そうしたひずみのしわよせをどこが引き受けるのか(つぶれるのか)、それによっていま保たれているかのような均衡もいよいよ崩れていくと、それにコロナウイルスのような不測のなにかが加わった時、今年以上の混沌に私たちは身を置くことになる、ということでした。
私たちを取り巻く環境がかわるほどに、私たちの生活も変わっていきます。
今できることの中に私たちの運命好転の可能性は常にあるのですから、なにかあってから慌てなくても済むよう、できることの中で行動に移せることをやっていくようにしてください。
その行動に移したものが、この先自分にかえってきます。
返ってくるものを少しでも否定的なものを少なくして自分の思うように近づけることで、自らをよりよく生きやすくしていくことができるのです。