台風10号についてなど

◎気になるあの存在は台風10号へ

 

先月の「問題が起きてからどうするか」で書いた残りの龍ですが、台風10号として西日本に向かって発達していきそうです。

 

まだその感じる大きさは大したものではありませんが、これから成長していきそうです。

 

しかし、その後に、なにか卵のようなものを残して動き出しそうなので、そこから発生する台風がもっと問題になりそうな予感がします。

 

昨年の台風では中心が近くを通らなくても、離れた地域に多量の雨を降らせ続けたケースもありました。

 

いまのところ、西日本はけっこう被害が出る感じはするものの、関東にそれほど被害がでるようには感じません。

 

ただ、見た目の印象として、ゴジラのビオランテに似た感じがしたこともあり、昨年の武蔵小杉のタワーマンションが被害を被った台風との関連を感じます。

 

関東でなにかあるのか、それとも西日本でまたなにか象徴的な地域がひどく被害を被るのかわかりませんが、局所的に激しい被害を受ける可能性を感じ始めていますので、予報などで危険な可能性がある地域にお住まいの方は、なるべく余裕をもって対処したり避難を考慮しておくなどしておいた方がいいかもしれません。

 

9月中旬頃からか後半か、慌ただしくなる感じがしていましたが、感じていたよりも少し早くそれらが始まったようです。

 

まだ9号の話が主に報道されていますが、慌ててなにか買い揃えるようなことにならないよう、早めに備えられることはするようにしておくといいでしょう。

 

今の時期あれこれあることは、これからの仕込みのような感じがあります。

 

コロナウイルスにしても、状況を動かしていくきっかけでありつつ、同時に今後のより本格的な厄災に向けてエゴの反応などを見るために起こされた試験的なこと、という印象です。

 

 

 

 

◎当たり前と思っていたものが変わるにつれて

 

アジやイワシにサンマといった日常的に食卓に並ぶ魚が、いまは高騰しているそうです。

 

魚に限らず、私たちが当たり前のように口にしていたものがこれから益々手に入りづらくなり、これまで通りにいかないことが増えれば増えるほど、人々の気持ちは大きく揺れ動くようになります。

 

例え高騰したとしても、金銭でやり取りできるうちはまだ平和な方です。

 

先日、豚の盗難が報道されていましたが、食糧難に陥っていけば、家畜や作物への組織ぐるみの盗難が増えていくことでしょう。

 

時に背後に他国の影もちらつきますが、なんにしても穏やかではない状況が、今後さらに身の回りのあちこちから起き始めていきます。

 

もっとひどくなれば、力づくで奪うことも平然と行われるようになることだってあります。

 

いましばらくは各地での小競り合いで済んだとしても、不安や怒りから衝動に駆られて動くことは、ある程度までやらないと歯止めがきかないことも出てきます。

 

自然災害の積み重ねが、私たち自身をそういう方向へ追い込んでいく一つの大きなきっかけとなるのだそうです。

 

 

 

 

◎知識はすでに入っているという人は

 

自分では覚悟をしているようでも、いざ追い込まれてみると、そこまでは考えていなかった、ひどくならないなりのことをしているつもりで、よくなることをやり忘れていた、なんてことも出てくるのが私たちです。

 

考え足りないこと、間違った思い込み、自分で判断せずに鵜呑みにする、一部合わないところがあるだけなのに全部合わないと思い込んで突っぱねる、日常生活でやらかすあれこれは、その時に気づかなければ結果がでてから知ることになります。

 

あとで後悔しても遅いのですが、その時気づけないものはどうにもできません。

 

気づいたところから少しでも挽回していくように気持ちを切り替えるだけでも、普段からやってきていないとなかなかできるものではないのです。

 

しかし、些細なことから取り組んでいけば、徐々にならしていくこともできるため、日常のこまごましたことであっても、疎かにすることなく取り組むことができれば、それはその方の確固たる足場となって、自信をもって生きていくベースにもなりうるものです。

 

これまで仕事への取り組みや身近な人たちとのコミュニケーションなどを書いてきましたが、「振り返ってみて、それらにキチンと取り組んできていれば今はもっと違っただろう」という方が結構いると思います。

 

知識はすでに入っている、という方も多数いるでしょうが、それは実践してなんぼです。

 

行動に移して初めて自分が理解できていないことが見えてきます。

 

不出来な結果となったり、思うようにいかない展開であったり、失敗したり、細かなミスなどを通して、成長のための課題が自らの前に姿を現します。

 

そこから修正をかけながら取り組むことで、初めて「よりよく」になっていくのです。

 

 

 

 

◎人生がちがってくる

 

あの時やっておけばと後悔しても、結果が出てからでは遅いのですが、結果が出ていないうちは挽回もできます。

 

持ち越してきた課題は人それぞれ違います。

 

自分に自信がない、身近な人との関係や体のことや性的なことでコンプレックスがある、誰かを憎んでいる、過去の失敗が忘れられない、未来への不安がすぐに頭に浮かんでしまう、こういうことを持ち越しても、今目の前のことに集中はできません。

 

次々浮かんでくるあれこれに目を奪われる、そんな散漫な状態で日々過ごしていることに気づいていない人が、いかに多いことかわかるでしょうか。

 

それでなにかやってうまくいくはずがないのです。

 

特に負担の大きなことが起きたとき、よくなるためにはどうするか、解決するためにはどうしたらいいか、ということを日ごろから考えていない人は、先ほど書いたようなことが優先的に頭に浮かぶ癖がついているため、問題解決に頭が回らないですし、不安が大きくなって、役に立たないことばかりさらに考え続けるようになります。

 

そうなってから話をしても、取っ掛かりになるものが身についていないのですから、挽回するにしてもたかがしれている、ということになります。

 

とってつけたようなもの、付け焼刃は、もろく崩れやすいものです。

 

つまり、役にたちません。

 

自分が生きるために、助かるために、その覚えた知識がどこまで使えるか確認しないままでは、自分を信じることもままならないでしょう。

 

その事から目を背けて、きれいごとや強気な発言でごまかしても、なにかあったときにすぐにわかってしまうものです。

 

いままだ何とかできるうちに、知識にとどめているものがあれば、行動に移して確認してみるのもいいのではないでしょうか。

 

「どうせ」「これくらいで」「たぶん」など、言葉でごまかして先延ばしにしている方は、一度やってから考えるようにしてみてください。

 

それができるだけでも、人生大きく違ってきますよ。