アセンションについて

◎いまの状況

 

これから時代が大きく動いていく、アセンションする、ということが何年も前からあちこちで言われてきました。

 

アセンションに対するイメージは人それぞれですが、二極化するなかである日突然住む世界が変わると考えている人もいれば、既存のシステムが大崩壊して戦後の焼け野原から芽吹くように現れる者たちが新たな時代を構築しなおしていく、というイメージを持たれている方もいます。

 

大きなインパクトのもと、理想郷に住むことが許される人たちに選ばれるために、あやかろうとする人もいることでしょう。

 

しかし、様々な経緯を経て、いまは改めて、「これまでのグダグダな世の中がこの先も続くかも」という方向性とのせめぎあいの最中です。

 

グダグダが続くということは、表向きは変わらない、ということでもあります。

 

しかし、世の中が大きく変わるかもしれないという可能性があるため、水面下では激しい変化が起きており、権力の入れ替わりや、縄張り争いの熾烈化、革新を求めて変化する仕組みなど、目まぐるしい混沌が常に起き始めているのが今なのです。

 

 

 

 

◎翻弄される弱い人たち

 

一見平静な世の中が続いているようでも、その過程で力の弱い人たちは時代に翻弄されるかのようになってきていますし、なにもしないで生き延びさえすれば劇的に世の中が変わって自分も救われる、そう思い込んでいる人は、これからバカを見ることになります。

 

既存の力を持った存在や組織は、利権や権力などを保持し続けようと必死です。

 

そのためにはめちゃくちゃなことを平気ですることもあるでしょうが、表向きは体裁を整えるために、その場を取り繕ったりあとからもみ消すこともあるため、その仕組みや組織や集団の中で弱い立場の者たちほど、被害を被ることになるのは当たり前のことです。

 

ですから、善や正義の名のもと、誰かの都合を優先されて押し通される中で、自分が被害を被らないように考えて行動に移していかないと、まともに生き残っていくことはできません。

 

自分都合のアセンションを期待している人ほど、がっかりする展開の中に身を置いていることに後から気づくことになります。

 

いつまでもフワフワしたことを言っていると、そのうち食うに困るぞ、とひろかねさんはおっしゃっていますが、その通りだと思います。

 

 

 

 

◎あるものはすぐにはなくならない

 

社会構造の中で、権力の入れ替わりはこれからますます起きやすくなるようです。

 

なにか都合の悪いことがあっても、平静を装って隠そうとするのが権力です。

 

しかし、今の時代、あちこちで中身が腐ってしまっているところがたくさんあるようなので、それらをいつまでも隠しきれるはずがありません。

 

いずれそうした権力構造で機能する組織や集団の崩壊も、隠せなくなったところから露呈していくので、そうなると、時代はグダグダとは異なる選択へとシフトしていく可能性が強まります。

 

しかし、露呈するまでは隠し通そうとしますから、仮にアセンションのように大きく時代が変わるにしても、本格的に露呈するまでにまだ2~3年はかかる話です。

 

例えば、一つの国家が無くなる、なんてことも、すぐに起きることではありません。

 

すぐに大きく変わる、今年の年末や来年で変化は終わって新しい時代が始まる、と思い込んでいるようだと、これからまだ何年も大変な時期が続いていく中を乗り切っていくために、いま必死になってやらなくてはいけないことをやらないまま、濁流に不自由な身を投じるような生き方を選んでいることになります。

 

弱い人たちほど、今この時点ですでに翻弄されているのですから、先ほども書いたように内部での変化が激しくなるほど、弱い立場の人たちほど被害は大きく、翻弄される度合いもますますひどくなっていきます。

 

変化は確かに起きていますが、私たちに都合のいい展開に進んでいるかといえば、そうでもなさそうな今の状況です。

 

どう転んでもいいように考えて動ける力をつけることをしなくては、まずまともに生き残っていくことはできません。

 

賢くなければ、いつの時代でも、どこにいても、まともに食っていくのは困難になりやすいのですから。

 

 

 

 

◎余談

 

いろいろなネット情報などを見ていると、秋ごろから中小零細企業の倒産件数が増えていきそうです。

 

自然災害や大きな事故などもあるのか、9月中旬頃から世の中の雰囲気がやや重苦しい方向に動き、私たちを取り巻く状況は変わっていくそうです。

 

10月には台風の被害もありそうで、なんとなく嫌な感じがしています。

 

また、その頃からは出鼻をくじくではないのですが、仕切り直しや立て直しに向けた取り組みなど、おもうようにいかないことが増えそうです。

 

今月であれば、まだなんとかできることも多そうなので、なにごとも早め早めに取り組んでおくといいですね。

 

気象の変化が起きているのか、今年の台風はこれまでとは違う進路をたどったり、被害をもたらすことが出てきそうです。

 

思うようにいかないことならまだしも、邪魔をされるように感じることも増える、といま言われました。

 

自分のことだけでなく、周りの人になにかあっても影響を受けるので、そのことを言っているようです。

 

コミュニケーションをどうとるのか、その時になって気づいても遅いよ、ともいわれるので、なにかあってからでは、あれこれ手に付けられないようなことになる人もでてくるのでしょう。

 

力を持っている人や組織などは、エネルギーがあるため中長期にわたって隠し通すとすることもできますが、個人であればそういうわけにもいきません。

 

隠せなくなって結果が明るみ出る前に、目を背けていた問題に向き合い、改善するなり修正するなり、できることをやっておくことです。

 

周りの人が否定的な感情にとらわれてふさぎがちで元気なく過ごしていても、一緒に暮らしている家族からすれば気が重くなるだけです。

 

そこでなにかを気にしながら目の前のことに集中しようとしても、散漫な取り組みでいい結果がでるはずもありません。

 

相手をコントロールする必要はありませんが、肯定的な言葉で毎日話をするのか、否定的な言葉で毎日話をするのか、それだけのことでも将来の結果は変わるのです。

 

言葉がけ一つ、態度や表情、行動など、自分のやったことが身近な人たちを介して自分に返ってくることもあるのですから、多少なりとも穏やかに過ごせる今のうちにしっかり取り組んでいただきたいです。

 



※加筆


時に体のみならず、気持ちもくたびれてしまうことがあるかと思います。


無理せず休むことも大事ですし、わかる人に助けを求めてもいいのです。


できる中でできることをやる、そこには休むことも含まれます。


書いておいた方がよさそうな気がしたので、加筆しておきます。