「7月4日の惑星直列について」の補足

◎前回の補足です

 

原初のエネルギーで影響を受けることによって生じることについてです。

 

感受性が膨らむ、ということが一つあるようです。

 

それによって、感情が大きく動きやすくなります。

 

感受性が膨らむと、例えば技術職や芸術関係の人にとっては、より豊かで多彩で深みのある世界を感じる機会が増えていくことになります。

 

人それぞれですが、より大きな気づきを得る人も出てきます。

 

覚醒体験や小規模の準覚醒のようなケースもあるかもしれません。

 

一方で、日ごろから感情を抑え込むこと、我慢することが癖になっているような人だと、その抑制が強調されるため、感情が出づらくなり、意欲が減弱するようなウツっぽい感じになる人も出てきます。

 

現状維持を望む人と、成長を望む人では、その強調されるものが変わり、その後に大きな違いが生じていきます。

 

現状維持では頑なさが強調されますし、成長を望む人は、何を望んで実際にどういう取り組みをしてきたかで伸び方も方向性も違ってきますが、やることをやってこれたなら、これから大きく伸びていきます。

 

一緒に暮らす家族といえども、その差はどんどん強調され続ければ、一人は真剣に生きていても、もう一人が一緒にいることが当たり前と思って惰性で暮らしていると、一緒にい続けることが困難になっていく可能性が高まっていきます。

 

また、怒りを抑えきれなくなっているようなケースだと暴力的になることもあるようなので、これから徐々にデモや暴動が活発になっていく可能性を感じます。

 

それぞれが無意識に出している方向性や強い思いが、それぞれ強調されることで、世の中の混沌がさらに加速していきます。

 

 

 

 

◎芽

 

夏至までの洞窟の時期を抜けて、陽の目を見るかの如く芽吹いたものに、原初のエネルギーが注がれることで、その芽の育つ方向が冬至にかけて大まかに定まっていきます。

 

4日以降、エゴのチェックとコントロールの重要性がさらに高まるため、自分の考え、言動、行動、そうしたものをチェックしながら、自分が目指す方向に少しでも近づくよう努めていただくといいでしょう。

 

あとは、原初のエネルギーというだけあって、自然の動植物の活動が活発になっていくようです。

 

自然の働きとしてある程度調和を保ちながら穏やかに徐々に活発化していくものが多いようですが、一方で、イナゴの大群などは、人間サイドからするとあまり喜ばしいことではない方向で活発化しやすくなるということでしょうか。

 

秋頃から現象化しやすくなるといわれていたので、人のやってきたことの現れとはいえ、今年は台風や雨に雪などが強調されて例年以上に大変になっていく可能性が高まった、といえると思います。

 

今回は、あれこれ出てきたものを書きとめることもできていなかったので、思い出しながら書き連ねました。

 

 

 

 

◎エゴの不完全さも肯定する

 

いまの世の中の文明の進歩というのか、機械化やネットを中心とした便利さや合理性の追求によって進む方向は、エゴの不完全さを否定することがベースになっていると考えています。

 

全肯定という考え方で特に私が気に入っているのは、エゴを肯定して、それをベースに物事を考える点です。

 

私たちの不完全さ、未熟さ、アホさ、幼稚さ、失敗や後悔、ありとあらゆるエゴの私たちにはネガティブに思える大小様々なことまでも、「それ、あるよね」と存在を認めていきます。

 

「そんなものはあってはいけない」というスタンスではないのです。

 

コロナウイルスの騒ぎの最中にあって、エゴの不完全さを肯定する取り組みで進む先と、不完全さを否定して進む先では、全く異なる世界が展開していくことに気づかされます。

 

いまその選択の機会が、何度も私たちに「どこを目指して進みたいのか」と問いかけているようにも感じられます。

 

原初のエネルギーによって、私たちが踏み出す一歩が強調されるということは、一回一回の選択が後にはひけない大きな一歩になっていくことを意味しています。

 

自分がどう生きたいのか、このことをよく考えながら日々過ごすようにしてください。

 

何気ない選択でも、自分の運命を大きく決めていく可能性がそこにあるかもしれないのですから、真剣に考えるようにしてください。

 

自分の方向性を自覚し、エゴのチェックとコントロールを忘れなければ、よりよい方向に加速するこの機会を、自ら手にしていくことがしやすくなります。

 

過去のブログも読んでいただきながら、これらをよく考え、実践で本当に役立つところまで考えたのか確認するようにしていただくといいと思います。