夏至までは仮の総決算

◎今年のGW頃から夏至までの期間は

 

これまで何度か洞窟の中に例えて書いてきましたが、その更新情報です。

 

GW頃から夏至までの時期を一言でいうと、仮の総決算なのだそうです。

 

本試験直前の模擬試験のようにも感じられます。

 

今回は何度かに分けて受け取った内容を改めてまとめて書き出しました。

 

ざっと書いておきます。

 

 

 

・いま指導する存在たちは、必要最低限の関わりしか許されていない

 

・暗闇の中にあり個に立ち返るとは、指導する存在たちの助けを極力あてにすることなく、どこまでエゴの自分で自身に向き合っていけるか問われている状況

 

・いまは仮の総決算

 

・これまでやってきたことが走馬灯のようによみがえることもある

 

・うまくいったことややりきったことが思い起こされ、意欲や自信がわいてくる人がいる

 

・一方で、過去のしがらみやトラウマなどが不意に思い起こされることもある

 

・自分が嫌になってしまうこともある

 

・それらに対して、これまで学んできたものでどう対処するか、できるか、が一つのポイント

 

・過去の記憶が呼び起こされたとき、自分がその後どのように過ごしてきたかで、できる対処は変わる

 

・不意に思い起こされた当時の自分に対してチェックができるかどうか

 

・そこで当時のおかしな思い込みに気づいて、改めていまできるよりよい考え方に切り替えて納得できるか、不満や後悔を持ち越さない考え方で向き合うことができるか

 

・当時できなかった対処をそうした時にできるなら、意識の中で仕切り直して整理されていくものがある(下で書く船の修理にあたることです)

 

・この時期に過去と同じ境遇に立つこともあり、そこで過去と同じように、ふてくされた思いや憎しみ、驕り、責任転嫁、自己嫌悪、自己否定、特別視、自己犠牲など、否定的な思いが湧いて出てきたとき、それに対して当時と同じことをそのまま繰り返していれば、「全く成長しなかったね」という仮の結論となる

 

・そのまま放置すれば、この先それ相応の覚悟をすることも仕方がないだろう

 

・そのことに気づいて少しでも修正をかけられたなら、多少であってもそれはそれとして、この先の運命に影響を及ぼすことにな

 

・非常に貴重な改善の猶予が夏至までの意味でもある

 

・エゴという最小単位のあなたでどこまでできるか

 

・画竜点睛とわざわざ伝えた意味は仮の総決算であると気づかせるため

 

 

 

 

◎これからさらに活きていくこれまでの取り組み

 

いまの洞窟内を流れる小川に至るまでに、私たちは十分に猶予を与えられてきました。

 

それは折に触れて何度も書いてきたので、以前から読まれている方たちは分かると思います。

 

猶予と実感できることはあまりなかったかもしれませんが、その頃からの取り組みにより、ひろかねさんから教えていただいたことを学んで理解し行動が変わることで、自分という器の屋台骨の歪みが正されてきています。

 

その一つ一つをクリアする時期があり、ご自身の取り組みの積み重ねを経て今この時を迎えている意味は、非常に大きなものとなっています。

 

自分の乗る船をイメージしながら考えてみてください。

 

小川から大河へ流れ込むまでの夏至までの時期、気づいた人たちは大河の流れの中でも耐えられる船に作り替えています。

 

ほつれや歪み、腐ったところや隙間など、気づいたところを修正しながら大河へと進みますが、時間も限られ、気づけることもそうはないので、じっくりやれることもなく、大半が急場でできることに絞られてしまいます。

 

いざという時とは、いまこの時です。

 

これまで基礎の骨組みをしっかり整理していれば、今この時期に大河に向けての修正はしやすくなっていますし、やってきたことが実践で役立てられれば、自信にもなります。

 

そして、大河から大海へ向けての時期、更なる問題や課題に気づいても、ベースがしっかりしているほどに改善の取り組みはスムーズに行いやすくなります。

 

日ごろの取り組みの積み重ねがあればこそなのです。

 

また、レベルを上げていく過程でより緻密な修正ができれば、目的地に向けて進む際にも、より的確な進路をとっていくことができます。

 

これまでブログやカウンセリングで伝え学んでいただいたことや、理解に応じた取り組みの中で思い込みに気づいて変えてきたこと一つ一つが、これから活きてくるのです。

 

 

 

 

◎格段に増す激しさ

 

仮の総決算については、身体面、精神面、人によって感じ方は様々です。

 

どう感じるかは、その方の方向性やこれまでの取り組みの結果に加え、指導する存在がどのようにしているかでも異なってきます。

 

どう感じようと、やることがきちんとできれば、結局のところどうでもいいことになります。

 

夏至を過ぎて大河に流れ込んでから、壊れかけた小舟では難破するほど荒れることも示唆されているので、なにかあってから慌てて対処する人もいることでしょう。

 

小川と大河でなにが違うのかといえば、普段穏やかな流れであっても、一たび嵐や流れが激しくなると、波やうねりが格段に変わることなのだそうです。

 

世の中の変動の揺れ幅が、私たちが思う以上にこれまでとは格段に変わるということでしょうか。

 

病気の蔓延や社会や経済の問題に自然災害の被害も、夏至を過ぎ、秋分を過ぎ、冬至を過ぎるにつれ、昨年とは比べ物にならない規模で起こることもあるようです。

 

その激しさに耐えていけるよう、これまでも、今も、私たちはそれに備えて船を丈夫に作り替えているのです。

 

いまこの時期に過去のトラウマなどが出てきて気持ちが揺さぶられたとき、修正や改善をしたつもりで取りこぼしていたり、見落としていたり、やったつもりでいたところなどがあぶりだされた場合、落ち込んでばかりいないで改善の機会を得たことに気づくことができたなら、それはラッキーなことなのです。

 

船の丈夫さとは、よりよく生きる考え方と生き方を身に着けることです。

 

否定の混じった思いに気づいて変えていくことはもちろん、肯定形でものを考えられるようにしていくことができれば、生きやすさは増していきます。

 

 

 

 

◎余談

 

夏至までの時期、これまで以上にエゴ主体で活動するようになっている関係で、理不尽がまかり通ったり、自分都合で強気な発言をした人が正しいかのような雰囲気になるなど、社会全体がグダグダになりやすくなっているそうです。

 

指導する存在たちからのフォローや介入が減り、抑えが効かなくなっている人も多いらしく、これまで力をもって仕切ってきた存在たちにとって都合のいい展開が広がりやすくなっているそうです。

 

そのため、世の中が変わると信じている人にとっては、後退しているように感じるかもしれません。

 

夏至が近づき、変わり始めているところもありますが、あと10日ほどはそういう状況が続くようです。

 

そこから先、さらにグダグダにおされていくのか、転換して世の中が変わっていくのか、せめぎあいの中で正念場が続いていきます。

 

まとまりのない文章ですが、ここまでで掲載しておきます。