苦しい今からの時期の働き方について 中編

◎よりよく変化することは

 

先日、ある製造関係のお仕事についている方にお話を聞いたのですが、機械などをつくるのに小さな部品が一つないだけで、その製品の製造がストップするようなことが起きているそうです。

 

今日も他の地域の方から、似たような話を聞きました。

 

中国で生産しているものは、いまだ工場が再開しているかどうか定かではないものもあり、また再開していても突然休止する可能性があります。

 

状況が以前のようにもどることを期待している方もいると思いますが、これまでにないことが起こっているので、いつまで続くのか、どうなるのかはかわかりません。

 

多くの方にとっては、経済的にも気長に待っている余裕があまりないはずです。

 

コロナウイルスをきっかけに「個に立ち返る」、ということを先日も書きましたが、周りの誰かやなにかをあてにするのではなく、自分でできることを考えて行動にうつしていく、そしてできる限り速やかに取り掛かり、結果を出すまでに必死にやる、そういうことの繰り返しをあきらめずに続けられるような人たちが、この大変な時期を生き残る可能性が高いのです。

 

どんな時でも自分への向き合い方は、生きづらさを解決して生きやすくしていくという、カルマ解消の取り組みそのものを、実生活の中でどこまでやれるか、だと思っています。

 

会話の中で受け取ったインスピレーションでは、

 

執着してこれまでと同じものを作っていこうというのは、これまでの世界を存続させようとすることに通じる」

 

のだそうです。

 

今の時期においては、「変わる気がないことの現れ」ということでした。

 

大きな時代の変化の渦中にあって、必要なものはこれからどんどん変わっていきます。

 

それに臨機応変に対処しながら、よりよくしていく変化を自分の在り方の中に定着させていくことで、時代の流れと同調していきます。

 

そもそも宇宙全体が完成形を求めて変化し続けているですから、自分がいまよりもよくなっていくよう成長していけばいいだけですし、よく考えればわかることですが、環境は過酷であっても、それ自体、気分がよくなっていく取り組みです。

 

幸せになるために生きているのであれば、それは幸せを感じるところなので、嫌がる理由はありません。

 

考えなしに嫌がっていないか、チェックしてみるといいと思います。

 

 

 

◎今日のひろかねさんのお話

 

変化を嫌がるのはエゴの特性です。

 

同じことを繰り返すことで、エネルギーを少しでも節約したいのです。

 

そのエゴが成長を嫌がっているのですから、エゴを越えた視点から物事を考えて、エゴのためにもなることなのだと理解しながら取り組めれば、徐々にそうした苦しさは変わっていきます。

 

エゴを越えた視点でものを考えられるようになるからこそ、私たちは成長していきますし、全体を見渡せる神の視点に近づくため、いまの自分のおかしなところに気づきやすくなります。

 

そして、その過程でカルマの解消をしていきながら、徐々に意識レベルを上げられるため、自分のレベルに見合った上の世界に上がっていくことができるのです。

 

「自分のおかしなルーティーンを変えることが、ちゃんとやるということ」

 

と、ひろかねさんから今日も言われました。

 

「一回身に付いたルーティーンはなかなか変わらない」

 

「それをちゃんと変わるまでやるのが意識を上げること」

 

「徐々にいく」

 

「一度にはむり」

 

「上に行くには上の意識をもってないと上には行けない」

 

 

 

 

変化を嫌がる、というのは、いつもの習慣と違うことをしたくない、ということです。

 

急な規制などあって外出を控えるように、と言われると、いつものように出かけたくなるのがエゴの特性です。

 

そこでいやいや我慢するので、不満がたまります。

 

理屈で考えればわかることでも、考えなければ気づかないことが私たちにはあります。

 

考えることをしない、といういつものルーティーンから抜け出たくなくて、「理屈じゃないんだ!!」とちゃぶ台ひっくり返したくなるのも、エゴの特性の表れでしょう。

 

エゴの特性を踏まえて物事を考える癖をつけていくために、方向性を出して取り組んでいる方にとっては、この苦難の時期はいい機会になっていくのではないでしょうか。

 

 

 

 

◎簡単にあきらめない

 

外注していた部品が手にはいらなければ、試しに自分たちで作ってみる。

 

その素材自体が手に入らなければ、他の物や他の仕組みを新たに考えて作ってみる、可能ならばもっといいものを生み出そうとする、そうしたことをどんどんやるといいでしょう。

 

できることの中で、見落としていることや気づいていないこともあるかもしれません。

 

一生懸命仕事をする中で、新たなことやよりよいものに気づけることは楽しいことです。

 

自分では気づいていなくても、他に気づいてやっている人がいるのであれば、それを真似してやってみればいいのです。

 

簡単にあきらめる必要はありません。

 

そうしたことの繰り返しで、臨機応変に対処しながらよりよく物事を考えて生きていくことを、日常的な取り組みとして習慣化させていければいいですね。

 

エゴをそのようにしつけなおしていけたなら、エゴを上手に使って幸せに生きていきやすくなります。

 

ひろかねさんから、こうしたお話を聞かせてもらわなければ、それ以前の「エゴを薄くしましょう」「無くしましょう」という言葉を考えなしに信じ込んでいたままで、エゴを上手に使うような考え方に気づくことなく、エゴを否定して終わっていたと思います。

 

 

 

◎やるかやらないか

 

いま世の中では、製造に限らず、様々な業種やジャンルで、物や人手や知識やひらめきなど、足りないと感じるものがあちこちでたくさん発生しているようです。

 

周りがただ困った困ったと手をこまねいて、いつか元に戻るだろうと待っている中、そうした足りないものをうちで新たに作らせてください、できることを考えますよ、すぐになんとかしますよ、そう言えるだけで、いまできる仕事を生み出せるかもしれません。

 

できない、わからない、と言っていても何も変わりませんが、どんな些細なことでも、そこを取っ掛かりに初めの一歩としてやるならば、前には進んでいくことができます。

 

そのように一緒に考えたり、いまできることをお伝えすることを、私はやってきています。

 

ひろかねさんから教えていただいたことも、以前よりも理解が進んでいます。

 

こういう時代だからこそ、意欲のある人たちが少しでも生きやすくなるように伝えなくてはいけない内容だという思いでブログを書き、神伝式施術を続けています。

 

正直、かなり低いレベルから引き揚げてもらってきたので、私自身いまでもまだ先は長いと思っています。

 

「一家で進化の道筋へ入っていきます」と、かつて言われたことがありましたが、ひろかねさんから教えていただいたことを理解するごとに、そうしたことを実感し続けてきましたし、いまなおそれは続いています。

 

頭がいい方、魅力的なメッセージを発信する方、情報に詳しい方、様々な面で私より秀でた方はたくさんいることはわかっていますが、ひろかねさんから教えていただいたことを通して、この大事な時期に大事なことを大事と思って話をできる人は、そうはいないと思っています。

 

神様からの役割とかわけのわからない話ではありませんが、いま私にできることをやっている自覚があり、それを必要としている人たちに伝えたい気持ちは常にあるため、それがブログを書くモチベーションにもなっています。

 

不安になりながら自分だけで整理がつかないのでしたら、人の動きが少なく時間がある今のうちにご予約をとっていただき、一度お話を聞いていただければ、いまできることをお伝えしたいと思っています。

 

苦しくなってからでもお伝えできることはありますが、そうなる前でしたら、ご自身でも気づいていない、まだ負担少なくできることがあるはずです。

 

先ほどの話で例えると、部品が賄われて機械が出来上がっても、業界の衰退でいまさら・・・ということになってからでは遅いのです。

 

今のうちに、まだいくらか余裕があるうちに、できる限りのことを、ご自分の仕事や生活の中で考えてやるようにしてください。

 

必要であれば、 声をかけてください。

 

そのために私はいまこの時期にこうした取り組みをして、それに応えられる自分であるべく、自身も学びながら日々過ごしていると思っています。

 

 

 

◎余談

 

作家の本田健さんがYouTubeで注意喚起していますが、緊急事態宣言が出されることでスーパーなどに人が殺到した場合、そこで感染拡大する可能性があります。

 

都内ではそうしたことが時折起きていますが、今回は東京以外の他府県でも対象となるようなので、これまで他人事のように思っていた人たちが焦っておかしなことになるかもしれません。

 

震災などと違って流通には問題ないことなので、数日はそうした人混みでの買い物を控えるといいでしょう。

 

 

 

余談ついでに。

 

本日変な雲を見ました。

 

なにかメッセージを感じるのですが、いまいち内容をしっかり受け取れません。

 

またなにかわかれば、こちらで書くかもしれません。

 

 

 

今回後編とするつもりでしたが、見直して加筆していたところ文章が長くなってしまったので、中編にしました。

 

次回、後編を掲載する予定です。