◎これからの地球に必要とされる人たち
すべてではないにしても、いまこの世界が私達一人一人の運命の総計を踏まえてなりたっているのだとしたら、これからの世界はこれからを生きる人たちの運命によってつくられていくことになります。
先週、いらした方とお話をしていて、
「今回のコロナウイルスは、子供の罹患率や重症化率が低いみたいですね」
という話になり、なぜそうした違いが出るのかをあちらに聞いてみました。
その答えは、「思い込みが少ないから」というものでした。
そこには、免疫と意識レベルを上げる話で書いたような意味もありますが、ここではすこし異なる話になります。
歪んだ思い込みの強い人たちは、無意識にこれまでの歪みの強い世界を存続させようと動き続けます。
「新しい時代をつくる邪魔をする」と言われます。
しかし、主に子供たちは、まだ思い込みが少なかったり柔軟だったりするため、親や周りから思い込まされることでこれまでの世界を保とうともしますが、新しい世界を創造することに意識を向けやすい、という柔軟さも持ち合わせています。
よりよく生きる、ということまで理解して実践できるのであれば、それは大人よりも子供の方がはるかに効率的に浸透して広がる、ということを言われました。
大人が理解して実践するには、それまでに身に着けてしまった思い込みを見つけて変えていく取り組みが必要なので、大半の人(エゴ)がやりたがらないのです。
(そういった意味では、いますでに取り組んでいる方たちは、それなりに見込みがあるということで期待されています。しかし、やることやらなければ、期待も可能性も、絵に描いた餅で終わります。)
そのため、時代の変革と言われるいまこの時期に、これまでの(歪んだ)世界を残そうとする人たちは、全体の方向性と合わない生き方をしているため、徐々に生きづらく感じ始めているのではないでしょうか。
歪んだ思い込みが少なく、自分の思いをのびのびと自由に生きられる人たちがたくさんでてくれば、それだけ全体も完成に近づくため、そういう人たちほど残していきたい、ということになるのです。
これからの地球に必要とされる人たちというのは、そういう人たちです。
ただ、人類や個々が膨大にため込んできたカルマの解消という一大テーマがあるので、残るかどうかはトータルでの結果になります。
◎あるケース
コロナウイルスに限らず、これから急速に多くの方が実際に亡くなっていくのであれば、概要として、そういう基準に照らし合わせて起きていることがある、ということで今回は書きました。
しかし、上記の話は、単純にすべての人に当てはまるものではありません。
武漢の記事を読んでいた時、あちらから聞いたお話です。
割と早い段階で亡くなった方たちの中で、これまでの取り組みが評価されて、早々に命を落としたケースもあると聞いています。
これ以上地上に留まると、目の前でどんどん人々が重症化して苦しみ続けたり亡くなっていくため、自分の無力さから自らをつよく呪って歪めてしまいかねないため、そうなる前の感染が広まりだした早い段階で一生を終えて引き上げられた、ということでした。
その方自身の課題はまだありますが、それでもそれまでに十分やることをやってきたからそういう結果になった、というお話です。
◎閻魔大王と雷の嵐
今朝洗濯物を洗おうと準備していた時にみえた映像です。
薄曇りの空に覆われた日本列島に、激しい雷の嵐が降り注いでいました。
とりあえず、妖精や天女が歌い舞い踊るお花畑ではありませんでした。
個々の雷はそれほど大きくなく、地域というよりは、個々の人たちに降り注いでいたように感じられます。
そのはるか後方なのか上空なのか、閻魔大王が怖い顔をして見下ろしていました。
人々に裁きが下る、そんな印象です。
混沌が激しくなってきて、これまで隠れていた歪んだエゴがどんどんあぶりだされているので、おかしなことをして裁かれていく人は確かに出てきそうな気はします。
「裁きが下る」なんて書くと、手をたたいて「それみたことか♪」と上から目線で喜ぶ人がいそうですが、そういうレベルでは、同様にその方も裁かれることがあるでしょう。
裁きといっても、要はやってきたことが返ってくるだけです。
ただ、その結果は途中段階の結果ではなく、これからは多くの人たちにとって、その方の人生における最終結果となっていく、そういう時期が間近に迫ってきたことをビジョンで見せられたような気がしました。