◎限界を超えてまもなくあふれ出す
地球は、多次元の存在たちを同時に受け入れている、非常に特殊な存在です。
それぞれのレベルの魂が集まりつくられるあちらの世界では、似たもの同士の集まりでもあるため、差異を感じづらく、課題も見つけづらい状況になっています。
本来霊的世界においては、意識レベルの違う者同士で、同時に同じところにいられることはまずないでしょう。
上位意識が下位意識に接触を試みる場合においてのみ、それに近いことは可能となります。
ところが、この地球では多層次元の各存在たちの意識がエゴという一定の条件のもと、同時期に互いに交流できるようになっています。
そのため、異なる考え方や価値観に感受性などに気づくことをきっかけに、それまで見つけづらかった自身の課題が見つけやすくなります。
あちらの世界で自分ではなかなか気づくことが難しい自身の歪みをあぶりだすために、この世界で他者と交わりながら暮らすことは、自身の成長に非常に有効に働きます。
この世界に学びに来ている魂であれば、成長を志して来た、ということが言えると思います。
歪み(否定)を見つけて改善することで、それは果たされます。
しかし、これまで歪みを減らすことができたケースよりも、増やすことの方が多くなされてきてしまいました。
「徳(生きやすくすること)よりカルマ(生きづらくすること)の方が多かった」といえるかもしれません。
ここで修正が入りました、表現が少し違うようです。
「想定外。はるかに多かった」
だそうです。
そうして増やし続けてきた歪みを受け入れ、ため込み続けてきた器にも限界があります。
今回の件に関していうならば、器に押し付けてきた、という方が適切でしょう。
そこからあふれ出す歪みのリターンが、これから徐々に本格化し始めます。
ここにきて改めて「これから本格化する」といわれてしまうと、今まではまだ穏やかな方だったということでしょうか。
その下準備が、先月までの三か月でした。
計画でこれまでも準備してきたものはあるようですが、すでに想定を超えた状況に陥ってしまっていますので、これまで準備してきたものの中には、日の目を見ることもなくお蔵入りしたものもあるでしょうし、想定を超えた先でいま慌てて対処しているのですから、準備してきたもので少しは使えそうなものがあったとしても、限度があります。
少しでもできる中でできるなりのことをしている、というのがあちらの現状のようです。