◎全体の方向性
実存を越えたところからこの有の宇宙全体を司りながら指導している存在たちの意向として、「この宇宙の歪みをとる」ということは、いまのところ変わりはないようです。
全体の働きは完ぺきではないものの、歪みのない自然な流れのようなものだとすると、それを歪めるのは「個」の歪んだ働き です。
不完全なエゴである私達それぞれが、全体の中でおかしなことをすることで、全体をもゆがめる結果になって今にいたっています。
そのため、やったものが返ってきていないケースもあり因果応報もまっとうに機能しきれておらず、各処にたまったひずみ歪みを是正すべく、全体のエネルギーの流れの中で、自然現象や負荷を感じるカルマが個々にもたらされているのです。
◎自浄作用の一環
方向性を出して取り組むことで、私たちは思う方向に少しずつでも進み近づくことができますが、方向性を出していないと、行き当たりばったりになり、進路も定まりませんし近づいていくこともできません。
様々な負荷を感じる現象は、もとは自分のやったことに起因して返ってきたものです。
そこで負荷をきっかけに気づきがあれば、その気づきで自分の考え方をよりよいものに変えることができたとき、負荷をはじめとしたその身に起こることは、自身の歪みに気づくための自浄作用の一環 と考えることもできます。
◎ことごとくスルーしてしまう
私がひろかねさんからお話を聞いて理解が進むほどに感じるのは、当たり前のことや普通のことと思っていたことの多くが、それらが自分の幸せのために生きるうえで、とても大事なことばかりだった、ということです。
当たり前のことや自然なことというのは、方向性を出さないで生きていると、「わかっているつもり」「できる気がしている」「普通だから特別価値がないこと」「どうでもいいこと」などの判断で、ことごとくスルーしてしまいます。
それでよくなるはずがありませんが、よくなることもしないでおいて、文句を言ったり不満をため込むような愚かな状態にあるのが、全体を歪め続けてきた私達の現状でしょう。
そこでその身に起こることに対して、自分にとって「大事なこと」「価値あること」に気づくことができるかどうか、ここが大事なポイントです。
◎どうしたら気づけるのか
では、どうしたら気づけるのか。
なんども大事なことだから書いていますが、それは「よりよく」という方向性をだすことです。
それによって改善点に気づきやすくなるのです。
ここを聞き流してしまっている方が、けっこう多いそうです。
これからますます生きづらさが増していく中で、不満をため込むのか、気づきによって成長の機会としていくのか、それは自分で決めることです。
自分でやることを決めればいいだけなのですから、アセンションやディセンションという区分けにしがみついても仕方ありません。
自分の運命は自分でつくっている、このことを思い出してください。
思考が現実化する、認識が世界を作る、こうしたことの主体はどれも自分です。
これらを理解するためのベースとなる考え方は、これまでブログで書いたり、いらした方にはお話ししてきた中に含まれています。
理解できれば、頑張る、勇気をだす、我慢する、そうしたことではなく、素直に行動に移せるようになっていきます。
「よりよく」という方向性を出して生きられるようになっていくことが、個が自らの幸せのためにできることであり、全体と調和していく考え方と取り組みであり、いまこの時代の私たちに示された最重要といっても過言ではない指針なのです。
◎余談
とりあえず、沖合にいた黒い龍はどこかにいなくなりました。
10月末にあった何かの可能性も、持ち越されたそうです。
しかし、遥か上空、地球を見下ろすというのか、地球を覆うように、この間の巨大な厄災を司る黒龍の何倍もあるような龍が一体、地上を見下ろしています。
その周辺には、厄災の黒龍と同程度の龍が群れをなして蠢いています。
これから先、一体どうなっていくのか、という感じです。