やってなんぼの世界
私たちは、この世界で肉体をもって生きています。
因果応報という仕組みを使って、自らの運命を創造しながら生きています。
想念の世界なら考えるだけでいいのでしょうが、ここでは運命を形にするために肉体を使って思いを行動に移していくことが必要な、やってなんぼの世界です。
ですから、自分の取り組んだ分だけ自分の運命が変わり、一歩ずつ進んでいきます。
そのことが理解できると、「世の中が変わるから、自分もアセンションできる」、「地上天国が実現するから、それまで生き延びる」、そうした考え方のおかしさに気づくことができるでしょう。
自分をよくするということ
パワースポット巡りやエネルギーワークで一時的に外からエネルギーを引っ張ってきても、一時気分がよくなるかもしれませんが、エネルギーを使えばそれで終わりです。
誰かに課題を肩代わりしてもらっても、自分で解決しなければ力になりません。
考え方を変えない限りは、行動が変わらないので、やったことの結果として今がある以上、住む世界がいい方に変わるなんてことは起こらないのです。
理想的なことばかりに目を向けて世の中が変わるのを待ったとしても、自分が変わるなりのことをやらなければ、結果的に自分は成長することなく時間が過ぎていきます。
結果につながらないことに取り組んでも意味がない、そう思えるようになれば、気づくことも変わってきます。
気づいて考え方が変わったなら、変わったなりに行動に移していくことで、初めてよくなるなりのことをやった、といえます。
できること
思うようにいかないこの世は苦である、と感じるのであれば、運命をつくる自分を信じて、少しでも思うようにいくよう、よくしていくことに目を向け、頭を使って創意工夫し、行動に移していけばいいのです。
人間一人ができることなんて、たかが知れています。
しかし、そのたかが知れていることをおろそかにしていては、たかが知れていること一つですら、なにもできないで終わってしまいます。
そのたかが知れていることをやることで、私たちは自分の幸せのために生きることができるのです。