アセンションと変革
「変革のエネルギー」という言葉が、このところキーワードとして出てくることがあります。
ですので、今回は変革について少し書いてみようと思います。
変革とアセンションは同じようなものだと思っていたのですが、印象も含めて違いがあるようです。
アセンションに期待する人たちの印象として、
「世の中がよくなることで、自分たちは救われる」
という考え方のように思います。
一方で変革は、いい世界は確かに出来上がるのですが、
「その世界に残れるなりの人でないと、何もやらないで待っているだけでは残れませんよ」
というものです。
自分の身に起こること
変革とは、個々に起こるイベントです。
決算の時なので、これまでやってきたこと「すべて」が自分に返ってくることで、自分のありのままを知ることになります。
それに対して、どう向き合うのか。
五井先生の「消えていく姿」の意味がきちんと分かっている人は、どうしたらいいかわかると思います。
わかっているつもりの人は、その時「わかっていなかった」という自らのありのままを知ることになります。
恵まれていたことに気付く
「思うように生きられて当たりまえ」という思い込みに対して、変革のエネルギーの影響が及ぶと、これまで「恵まれていた」分が差し引かれます。
差し引かれることで、恵まれていたことに気づければ、「思うように生きられなくて当たりまえ」ということがわかるようになり、等身大の自分を知ることになります。
その時に平常心を保てるだけの理解ができるようになっていれば、大きな問題はないでしょう。
一方、例え知識は入っていても等身大の自分を見せられて感情が激しく動くようだと、激しい変革の流れの中で、自分を取り戻して立て直すようなことはできないかもしれません。
自分が変わるところまで取り組んでいなければ、やったとは言えません。
納得がいくところまで
変革やアセンションなど、これからどういう展開になっていくのかは実際その時にならないとわからないことです。
しかし、どうせやるのなら知識だけで分かったつもりにとどまるのではなく、まずは実生活で自分の生き方が変わったとわかるところまではやるようにするといいでしょう。
しかし、変わったからといって「自分が思うような結果」になるとは限りません。
ですから、納得がいくところまで頑張っていただくといいと思います。