死角や盲点

偏った見方・考え方

 

エゴは全体の一部としての個の働きです。

 

そのため、全体の視点ではなく、局所的な視点と視野で物事を見て聞いて感じて考え判断しています。

 

局所的だけだと全体を踏まえて見られない状態なので、偏っているといえます。

 

そのため、偏ったものの見方がエゴの特徴となるのですが、その偏りを放置せず改善するよう働きかけるには、より広い視野で全体を見ようとすることが必要です。

 

 

 

視界をよくする

 

視野を狭めているのは考え方の中にある否定なので、否定を減らすことで視野がひろがっていきます。

 

視野が広がるというのは、選択肢が増えるということです。

 

増えた選択肢の中で、それまでよりも良いものを選び取ることで、より納得のいく生き方ができるようになります。

 

 

 

死角や盲点

 

私がこれまで書いてきたなかで時々出てくる「特別視」は、特例や例外を認める考え方です。

 

つまり、偏った見方をすることです。

 

他と同じように見ようとしないため、視野を狭めるばかりでなく、視界のなかに死角や盲点をつくりだすこともあり、そのもののありのままが見えてこなくなります。

 

なにもしないで現状維持を望む生き方をしているうちは、この特別視がとれることはありません。

 

いまよりも良くしていこう、という方向性をだして実際に取り組むことで、成長して偏りが減ることで死角や盲点に気づき、より正しいものの見方や考え方ができるようになっていきます。

 

盲点のようなものは、ただ見ているだけでは気づきません。

 

正しい知識や理屈に自分を照らし合わせることで、見えていないことに気づけるようになり、それまで気づかなかった選択肢に気づくことになります。

 

 

 

信じることを行動に移していく

 

知識や記憶は私たちに影響を及ぼします。

 

体験した人の言葉には力があるため、その方と直接話しをできればその影響力は強く働きますし、書いたものを読むだけでも、ただの学習による知識よりも影響があります。

 

方向性にあったより正しいものを取りいれれば、より一層理解が深まりますし、間違ったものまで信じ込むと、無意識に新たな盲点をつくりだしてしまいます。

 

結果を出した人は、正しい取り組みを知っているから、正しい結果を残せます。

 

正しい結果を出した人を信じ、その取り組み内容をマネして実践し、結果に近づける取り組みを続けることで、やった分だけ同じ言葉でも力が伴うようになります。

 

自分の体験を通した言葉は自分自身に対しても影響を及ぼし、自信になっていきます。

 

 

 

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