上位意識と繋がることの注意点

補足として

 

以前から、意識レベルを上げることについて、上位意識と繋がることが大事だということをお伝えしてきました。

 

上位意識と繋がる方法は、宗教では祈りや瞑想を行うことが多いようです。

 

全肯定では、どんな方法でもやり方が間違っていなければいい、という考え方です。

 

今回はその注意点として、先日書いた執着の話の補足です。

 

 

 

執着であっても繋がれる

 

間違った方向で否定をつよくもってなにかに取り組むと、執着になります。

 

全肯定を目標に意識レベルを上げるつもりで、「エゴを無くさなくてはいけない」という否定から入ることも、同じ理屈です。

 

しかし、執着であっても集中することで、上位意識にはつながります。

 

ただ、繋がる先が問題で、歪みの多い上位意識と繋がってしまいます。

 

 

 

「上位」とはいうけれど

 

上位の世界というのは、私たちが生きているこの三次元世界よりは上の世界なので、そこには死後の世界や見えない世界もありますよ、という言い方をした方が、イメージしやすいでしょうか。

 

ですから、地獄のようなところも上位の世界にはあり、歪みの多い上位意識とは、そうした世界の存在も含まれます。

 

そうした存在は位置的には上位ですが、「歪みの多い上位意識」です。

 

これまでお伝えしてきている全肯定のお話の上位意識は、自分より正しいことがわかる「歪みの少ない上位意識」ですので、その違いにご注意ください。

 

 

 

歪みの多い存在につながると

 

方向性がキチンと出せていなかったり、間違ったものを信じ込んでしまった状態で、社会通念から大きく逸脱してしまうような執着を抱えて取り組みに没頭すると、歪みの多い意識に導通しやすくなります。

 

そうした意識は歪みが多くても上位意識ではあるのでエネルギーも多く、なおかつ弱肉強食の意識をもっているのであれば、繋がった人の意識がコントロールされてしまいます。

 

そうなると修正がかけられなくなり、そこから挽回をはかって執着をとるようなことも自分ではできなくなっていくため、気を付けなくてはいけません。

 

 

 

気を付け方

 

気を付け方としては、これまでお伝えしてきた基本的なことです。

 

「上位意識だから大丈夫」という鵜呑みをしないで、エゴやインスピレーションの内容のチェックをきちんとすることです。

 

「誰」をではなく「なに」を信じるかで、正しい理屈に照らし合わせて考えるようにします。

 

歪んだ存在が無茶苦茶させることは想像できると思いますが、正しい存在であっても必要なときにはなんでも利用し、私たちが理解できないようなことまでさせることもあります。

 

ですから、上位意識の考えていることが判断できないなかでは、正しい存在に対して「歪みのつよい存在だ」と決めつけてしまいかねません。

 

 

 

自分で納得できるのか

 

自分で考えて納得いくことであればいいのですが、例え上位意識から見ていいことであっても、エゴの立場で目一杯やらされることで、かえって卑屈になったりひねくれてしまって歪むこともあるでしょう。

 

自由が認められているはずなのに、自分が納得できないようなことまでやるのであれば意味がありません。

 

こうした場面で納得いかないことに拒否できることは、その判断が間違っていなければ自分の身を守ることになります。

 

自信があればできるでしょうね。

 

 

 

身の程を知る

 

「素直だから」「ピュアだから」といって、繋がる対象が歪みが少ないとは限りません。

 

考えが足りないことは誰でもありますので、「素直だけど考えていないだけ」という状態を自覚しないまま繋がると、歪みの多い存在に繋がる可能性もあります。

 

「アホな奴だから利用してやろう」ということは、人間社会でもよくあるお話です。

 

大した覚悟もないままに、自分のレベルや取り組みの甘さをわきまえず、五井先生のマネをして、

 

「私をお好きにお使いください」

 

なんて言ってしまうと、とんでもない目にあう可能性が非常に高いのです。

 

 

 

 

最後に

 

ここまで書いて一言ありました。

 

『正しい存在と繋がることは大事だけれど、ものごとをもっと真剣に理解していかないと、なにが正しいかもわかっていないのがいまのあなた達なのだよ』

 

だそうです。

 

ここ数日、厳しめの内容が続いている感じです。

 

 

 

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