執着とは
執着は、考え方を固定化することです。
考えの固定化とは、これしかないという思い込みです。
固定化の種類
正しい方向に向けて固定化できれば、行動に移した分だけ自分を成長させることに繋がります。
この場合、執着というよりは熱心といいます。
しかし、間違った方向に固定化すると、執着として自分が思うものとは違う結果が生じます。
カルマを生じます。
固定化の違い
固定化するというのは、考え方の選択肢が一本化されている状態です。
例えば、執着はつよい思い込みで他の選択肢を否定した状態です。
一方、熱心という正しい方向での固定化は、他を認めた上で一番いいと思うものを選んでいる状態です。
執着の薄めかた
固定化しているものは、動かすことができれば固定化でなくなります。
そうなると、執着は薄れていきます。
動かすというのは、やりたいことがあれば素直に行動に移していくことです。
考えているだけでは悶々としてしまいますが、一定量やると、ある程度納得できるようになっていきます。
そして、自分で本当に納得できるところまでやることができたら、そのものに対する優先度は自然と低下して一番ではなくなります。
その結果、それまで隠れていた他の選択肢にも気づきやすくなっていき、執着ではなくなっていきます。
よりよい選択で、いままでよりも生きやすく
否定が減ることで他の選択肢がわかるようになれば、単一から複数に選択肢が増えることで、「よりよい選択」が可能となります。
そうして、自分のやりたいことに素直になれることで、自然と集中が増し、損得勘定というエゴも働かなくなっていきます。
そうなると、カルマも生じにくくなり、生きやすさが増していきます。
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